特定非営利活動法人「しあわせなみだ」では、平成24年度独立行政法人福祉医療機構助成事業として、「施設で暮らす女性を対象としたメーク事業」を実施いたしました。

 

メーク講座を通じて女性たちが得たもの。それは、「自分が持っている権利への気づき」です。

施設で暮らす女性たちは、夫や恋人からのDV(ドメスティック・バイオレンス)、親からの虐待、性産業への従事、失業に伴う住居喪失等、様々な理由で、施設にやってきます。これらの経験により、女性たちは、自分に対する自信を失っています。

メーク講座を通じて女性たちは、「きれいになっていい」「自分のために時間を使っていい」ことを知ります。

それは「女性であるがゆえに、困難な人生を歩まざるをえない」と信じてきた自分が、女性であることを認め、誇りに思える瞬間です。

施設退所後の生活は、非常に厳しいものです。本事業が、こうした現実を生き抜く力となり、女性たちの自律を応援する存在となれば、とても嬉しいです。

 

 

 

報告書はこちらから

 

 

開催報告

・4施設にて計22回、メーク講座を開催

【参加者数】のべ118人
【実施施設】婦人保護施設 2か所 / 母子生活支援施設 2か所

【メーク実施団体】メンタルケアメーク21(化粧療法ボランティア団体)

 

 

参加者の声

※詳細は報告書をご覧ください

・アイシャドーの塗りがきれいになりました。先生に言われた「肌になじむまで何度も」を思い出しながら、
 指でのばしています。

・私の化粧法は5年位前で止まっているので、今の自分に合う方法が分かって良かったです。
 お肌の手入れも入念にするようになりました。

・きれいになったかな、と思いました。

・メークに合わせて服を変えたりできる様になった。

・以前より自分の顔に興味を持つように少しなった(まゆの形等)。

・自分ではない自分がはっけんできた。

・楽しくてウキウキした。

・外出したくなった。

・メーク講座、その他の講座に進んで参加できれば良いと思いました。

・気分が楽になり落ちつく。

・メークのカウンセリングです。

・きれいになる。人がかわる。

・自分みがき。

・本当の自分が見えてくるよ。

・いいところを見つけてくれる講座。